秘書から銀座に2店舗の飲食店開業へ。加藤瑛子代表のクレバー&エレガントな経営術


ASSIST【アシスト】からの重要なお知らせ

20ASSISTとして再始動

「身近な情報ASSIST」が1月11日にリニューアル「20代ビジネスパーソンのリアルASSIST」として生まれ変わりました。
新しい働き方をテーマに、20代ビジネスパーソンの人生に刺激を与えていくようなコンテンツを配信。
次世代リーダー・仕事イケメン・キャリア美女・複業パラレルワークの4つのカテゴリに当てはまる、ビジネスパーソンのインタビューマガジンとして再始動します。





大人の街、銀座。 飲食店がひとつオープンするとなれば、道を塞ぐほどのお祝いの花が並びます。

「たった一晩のためにみんなこうして花を贈り合う、なんだか枠な文化ですよね。」

そう語ってくださったのは、
半年という早さでこの地に飲食店を2店舗開業された、加藤瑛子代表。

女性ならではのしなやかさを生かし、日本を代表する飲食激戦区で成功モデルを確立していく加藤瑛子代表の経営術に迫ります。

(ライター・編集長 鳥巣愛佳

株式会社明高社 加藤瑛子代表取締役

1984年 福岡県小倉生まれ。
中学までは福岡で育ち、高校入学と同時に上京。慶應女子高等学校、慶應義塾大学を卒業後、2006年に経済産業省九州支局に入省。
支局長秘書として2年半勤務し金融業界へ転職。独立系 M&Aアドバイザリー会社にて社長秘書を3年担当し、社長リタイアを機に政府系ファンドの役員秘書となるが2015年に独立。自身でM&A仲介業をスタート。翌年には株式会社明高社を設立し、現在は銀座の地で「BAR IRIS」「OSTERIA PIUMA」の飲食店を経営。

秘書からM&Aの事業で独立、銀座で飲食の道へ

ー秘書からM&A仲介業、そして飲食店経営と多様なキャリアを歩まれていますが、以前からこのようなキャリアを考えていらっしゃったのですか?

加藤さん:いえ、全くそういうことは考えていませんでした。秘書としてごく普通にOLをしていましたが、様々なタイミングを経て今に至りました。銀座は学生の頃から親しみのあった街なので、親しんだ街でお金とチャンス、時間があるとなれば、やるに越したことはないという感じでしたね。

ーその環境にあったとしても、踏み込むにはリスクを考える人が多い印象です。M&Aの仲介業は現在もされてあるそうですね。

加藤さん:昼間はM&Aの業務、夜は飲食業というワークスタイルです。M&Aの仲介事業も秘書時代からお客様をご紹介いただいたきっかけで、手探りながら始めました。はじめは電話とPCさえあれば立ち上がる仕事なのでリスクの少ない仕事ではありますね。飲食も自分のできることを活かしつつですが、マスターやシェフ、スタッフのサポートがあってこそやらせていただいてます。

ー以前、拝見した取材記事にも加藤さんのことを「剛毅果断」と表現されてありましたが、まさにそのようなしなやかさと強さを感じます。

加藤さん:向こう見ずなところもありますね(笑)それこそ私の雑な部分も、仲間がカバーしてくれているので、なんとかなっています。

銀座は儚く、享楽的な文化が行き交う街

ー銀座は学生の頃から親しんだ街とのことですが、加藤さんの思う銀座とはどのような街でしょうか?

加藤さん:銀座には余裕のある方が多くいらっしゃいますが、対照的にいただいたご恩は返すというような、お返しの文化も根付いている街ですね。たった一時のためだけに、お祝いの花を贈り、贈られることもそうですが、ともすれば見栄の張り合いのような享楽的な文化も粋でかっこいいと思っています。

細やかなデザインにもこだわった店内は、上質で癒しの空間となっています。

ー加藤さん自身も、様々なお店に足を運ばれていらっしゃるのですね。

加藤さん:そうですね。昨晩も3軒ほどいってきましたが、弊店でお金を遣っていただいたら適切なタイミングで自分もお返しに伺うなどの関係性は大切にしています。銀座にいらっしゃる方は場所や空間で選ぶというよりも「そこにいる人に会いに行こう」と思って来ていただく方が多いです。自分のお店に対して、これでいいと仰ってくださる方がいれば、それはとても嬉しいことですね。

女性ならではの強みが、経営に活きるとき

ー経営は男性的にストイックな部分が必要なイメージですが、加藤さんが思う女性らしさが経営に活きる瞬間はどのようなときでしょうか。

加藤さん:女性が得意なことのひとつに、場の空気感を柔らかくすることがあると思っています。男性同士ではうまく進まないようなことでも、女性がひとり仲介することによってうまくいくケースも多いのです。M&A事業でも飲食業でも、その役割は大切にしています。

ー実際の接客で気をつけていることはありますか?

加藤さん:お酒が入ったときでも、お客様との距離感を意識することでしょうか。縮めすぎず離れすぎずという感じです。 接客も経営も、自分にできないところは任せていますね。お酒はマスターにお願いした方が詳しいですし、一人で行う接客にも人数的な限界もあります。女性らしさというよりは、過剰なプライドを持って戦わないことでしょうか。

BAR IRISマスターの増永さん。一杯ずつ丁寧にカクテルを作って下さいます。

ーマスターやシェフ、スタッフの方々とのコミュニケーションも拝見していて、心が和むものがあります。

加藤さん:独立支援という形もそうですが、それぞれがwin-winになるような状況を常に考えていたいと思っていますね。仲間の存在にはいつも助けられています。

イタリアンOSTERIA PIUMAシェフの三浦さん。見た目も味も上質な料理は舌が肥えた方々の心も虜にさせます。

過去に固執せず、今あるものを大切に

ーお店がオープンして半年とは思えないほどに、加藤さんの経営者としての考え方がすごく爽やかな印象を受けます。過去に後悔していることや苦労があれば、教えていただきたいです。

加藤さん:後悔は、ほとんどないかもしれません。秘書の道に進めたのも、元はと言えば会計士の試験に落ちてしまったことがきっかけなのです。そういうことがあって今があるので、その時その時で楽しんでいられているのではないでしょうか。特に苦労もないと思っています(笑)

ーその謙虚かつポジティブな姿勢が、多くの方々を巻き込んでいらっしゃるのかもしれないですね。

加藤さん:そんなこともないですよ。キャリアやプライベートも含めて先のことを考えたにしても、今踏み出してよかったと思っています。今後ともお店やM&Aの事業を通じて、その時その時を大切にしたいですね。

ーまさにクレバーかつエレガントな加藤さんの魅力に私も惹きつけられました。貴重なお話をありがとうございました。


・BAR IRIS

東京都中央区銀座8-5-15 SVAX銀座ビル6F
tel: 03-6263-8933
HP: http://iris-ginza.com/

・OSTERIA PIUMA

東京都中央区銀座7-7-14銀座博栄ビル1F
tel: 03-3572-7700
HP: https://s.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13224298/

(ライター・編集長 鳥巣愛佳

   

ASSIST【アシスト】からのお知らせ

あなたへもっとASSISTを!

取材の裏話や得する情報を配信中!
友だち登録よろしくお願いします!